Apple Payの認証ができない / SMSが届かない
クレジットカードの再発行をしたところ、カード認証のためのSMSが届かず、Apple Payの登録ができなくなってしまったので、顛末を備忘録的にまとめておきます。
結果的に解決したもののコールセンターとのやり取りですれ違いがあり、Apple Payの仕組みについてもきちんと整理しておきたいなと考えました。
発生した不具合
怪しいサイトでクレジットカードを使ってしまい(流行の偽ECサイトを使ってしまいました……)。で、クレジットカードを再発行。
- クレジットカードの再発行手続きをしたので、Apple Payの設定からカードを削除した。
- 再発行したカードが届いたので、Apple Payに登録しようとしたところ、ウォレットには登録されるものの認証のためのSMSが届かずApple Payが利用できない状況に。
- iPhoneでクレジットカードをApple Pay用に登録。ウォレットに登録完了。
- 認証画面でSMS送信先として携帯電話番号を選択するがSMSが届かず認証が完了しない。
解決策
結果的にクレジットカード会社のコールセンターに連絡して事情をお話ししたところ、SMSを使わず、認証手続きをしてもらうことで解決。
解決に至るまでの道のり
解決に至るまでの道のりは以下のようなものでした。
- コールセンターで不具合について伝えると、カードはすでにApple Pay支払い用として認証されている状態と告げられる(カード再発行の際にはApple Pay利用カードとして登録されているカード情報をセンター側で更新するため、Apple Payからカードを削除してはいけなかったらしい)。
- 再度認証するには改めてカードの再発行をするように、と告げられる。
- 一度カードの再発行をした直後で、カードを利用する予定もあったため、Apple Payは利用を諦めることに。再発行の際に端末側で操作をしてはいけないという点は改めてアナウンスした方が良いのではないか、と伝えると、カードの利用開始時に規約で伝えているはずとのこと。
- 改めてApple Payが利用できないのは面倒なので、再度コールセンターに連絡し、再発行せずに認証ができないか、と相談するとセンター側で認証ができたので利用可能になったはず、との連絡が。
Apple Payの仕組み
今回の出来事をきっかけに、Apple Payの仕組みについて、いくつか誤解していたんだな、ということに気がつきました。
物理的なカードがウォレットにあるように見えるので、物理カードのコピーのようなものがiPhoneに造られているようなイメージを持っていたのですが、そうではなくてカードの番号やセキュリティコード、SMS認証を使ってカード発行会社のセンター側で、Apple Payの情報とカード情報を紐づけている、ということのよう。
そのため、カードを再発行してカード番号などが更新されるとApple Pay側の情報と紐づいていたカード情報がカード発行会社側で更新され、利用者側での手続きは不要だったよう。
PASMOなどの交通系ICはApple Payに登録すると元のカードが使えなくなるのは、クレジットカードと違い、毎回センターと通信するような機能がないので、並行して使うことができないということなんでしょうね。
コールセンターでのやり取りがすれ違って、再登録には再発行しかない、という案内をされたのも、こういったApple Payの仕組みなどが複雑で、コールセンター内でもカード再発行の際の対応方法が確立されていない、ということが原因なのではないかと感じました。
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